SNS向けのアプリはただのアプリでは広まらない

ソーシャルネットワーク上をアプリにどのように渡り歩かせるかを考え抜かなければならない。

ただコンテンツを用意して口コミだけで広めようとしてもダメ。それならSNSを使用する意味はない。

SNSアプリは、SNSの最大の特徴であるネットワークをどう活用するかにかかっている。

たとえば、利用者が使い始めたことを通知するだけで、その利用者をフォローしている人の目に止まる。

止まっても止まらなくても、利用者がおすすめしたいと思ったときに、ワンクリックで紹介できる機能があるといい。これらは利用者やフォロワー側のアクションが必要だが、

アクションなしにアプリの利用を許諾した時点で、通知するタイプのアプリもある。また、複数のSNSアプリ間でお互いのアプリを紹介し合い、複数許諾したユーザには特別ポイントを付与するなんてアプリもある。

バッジやシールを与えて名誉をコレクションさせるアプリもある。これはシールやバッジを介した暗黙のネットワークを形成することで、利用者の満足度を高めていると言える。